「全身法と分割法、結局どっちがいいのか」——筋トレを続けていると、必ず一度は悩むテーマだと思います。私の現在のやり方は、全身法をベースにしながら、その日ごとに「高重量の部位」と「中負荷の部位」を決めて強弱をつけるという、ちょっと変則的なスタイルです。
47歳・ガレージのホームジムで、ベンチ130kg・スクワット140kgを扱っている今の週間メニューを、重量・回数・セット数まで全部公開します。テーマは「体重を減らしながら筋肉を増やすリコンプ」と、無理をしすぎないこと。頑張りすぎて続かなくなるのが一番もったいないので、そこを軸に組んでいます。
メニュー設計の考え方
- 各部位を週に2回刺激する(1回は高重量、もう1回は中負荷)
- 完全オフを火曜と土曜の週2回入れる
- 重要な日の前日は回復を優先する(火曜オフ→水曜ベンチ、日曜は軽め→月曜スクワット)
- 時間短縮のため、胸と背中などはスーパーセットでまとめる
毎朝、起きてすぐにEAAを飲み、30分ほどウォーキングをするのは曜日を問わず共通の習慣です。
月曜:下半身(高重量)+胸・背中(中負荷)
週の最初にスクワットを持ってきて、神経系をしっかり使う日です。アップはバーのみ60kgから始めて、筋肉と関節が温まるまで行い、そのあと80kg・90kg・100kgをその日の調子で3回ほど。メインは最大重量(140kg)の約8割にあたる110kgを使います。
| 種目 | 重量×回数×セット | ポイント |
|---|---|---|
| バーベルスクワット | 110kg×8回×3セット | メインセット間のレストは5分 |
| カーフレイズ(自重) | 50回×3セット | スクワットのレスト中に実施。可動域を意識 |
| インクラインダンベルプレス | 30kg×10回×3セット | 重量よりも大胸筋上部のストレッチ重視 |
| ストレートアームプルダウン(ケーブル) | 20kg×12回×3セット | 二頭筋を使わず、広背筋に効かせる |
| アブローラー(膝コロ) | 20回×3セット |
インクラインダンベルプレスとストレートアームプルダウンはスーパーセットで交互に行い、時間を短縮しています。ベンチはREPのAB-3000を使っていて、角度を細かく変えられるのでインクライン系が組みやすいです。
火曜:完全オフ(積極的休養)
水曜のベンチプレスに向けて、胸・肩・三頭筋・神経系をしっかり回復させる日です。完全に何もしないのではなく、エアロバイクを30分ほど軽く回します。
水曜:胸(高重量)+下半身・腕(中負荷)
ベンチプレスは110kgで8回×3セットですが、RIR(あと何回できるか)を1〜2回残して終えるのがルールです。潰れるまで追い込まないことで、翌日以降に疲労を残しにくくしています。アップは月曜と同様に、バーのみ→60kg→80kg・90kg・100kgの順です。
| 種目 | 重量×回数×セット | ポイント |
|---|---|---|
| ベンチプレス | 110kg×8回×3セット | RIR1〜2を残す |
| 懸垂(自重) | 約15回×3セット | RIR2くらいの回数で止める |
| ベルトスクワット | 60kg×15回×3セット | 月曜の腰の疲労を避けつつ大腿四頭筋をパンプさせる。可動域重視 |
| ライイングトライセプスエクステンション | 32.5kg×12回×3セット |
木曜:背中(高重量)+下半身(中負荷)
胸と二頭筋は完全に休ませる日です。ベントオーバーロウでは、二頭筋で引かないように「肘を腰にぶつける」意識で背中だけを使うようにしています。腰の角度はなるべく90度に近づけて、ストレッチを効かせます。
| 種目 | 重量×回数×セット | ポイント |
|---|---|---|
| バーベルベントオーバーロウ | 70kg×8回×5セット | 肘を腰にぶつける意識。ストレッチを意識 |
| チェストサポートダンベルロウ | 25kg×10回×3セット | インクラインベンチに胸を預けて二頭筋の負担を減らす。脇は自然に、肘から上げる |
| ブルガリアンスクワット | 30kgダンベル×10回(各脚)×3セット | |
| ケーブルクランチ | 30kg×15回×3セット | ストレッチを意識 |
金曜:肩(高重量)+腕・体幹(中負荷)
肩のサイドレイズ・リアレイズは、あえてダンベルではなくチューブで行っています。可動域の端でしっかりストレッチがかかるので、軽い負荷でも十分に効きます。
| 種目 | 重量×回数×セット | ポイント |
|---|---|---|
| ミリタリープレス | 50kg×8回×5セット | 体幹が安定する重量で実施。バーは必ず顔の前に下ろす |
| オーバーヘッドダンベルトライセプスエクステンション | 12.5kg×12回×3セット | ストレッチ重視 |
| サイドレイズ(チューブ) | 20回×3セット | |
| リアレイズ(チューブ) | 20回×3セット |
土曜:完全オフ
トレーニングは完全に休みです。エアロバイクか、ウォーキングを30分ほど行います。
日曜:全身パンプ・弱点補強(関節ケアの日)
翌日の高重量スクワットに備えて、すべての種目を「筋肉の張り(パンプ)を感じたら終わり」にとどめます。追い込まず、関節をいたわりながら血流を促す日です。
| 種目 | 重量×回数×セット | ポイント |
|---|---|---|
| インクラインバーベルプレス | 80kg×10回×3セット | 高重量は扱わず、大胸筋の収縮と血流促進が目的 |
| ダンベルベントオーバーロウ | 25kg×10回×3セット | ストレッチ重視 |
| ベルトスクワット | 60kg×15回×3セット | 可動域重視 |
| キックバック または 軽いサイドレイズ | 12.5kg×12回×3セット |
現在の状況:上腕二頭筋を痛めています
現在、上腕二頭筋を痛めているため、アームカール系の種目は行っていません。本来のメニューには入っていませんが、ロウやプルダウンで二頭筋が働きすぎないように、これまで以上に「背中で引く」意識を強めています。痛みが続く場合は無理をせず、医療機関で相談するつもりです。
まとめ
全身法か分割法か、という二択ではなく、「各部位を週2回、強弱をつけて刺激する」というのが今の自分に合ったやり方でした。重要なのは、完全オフを週2回入れて、回復を最優先にすること。無理をしすぎない仕組みを先に作っておくと、トレーニングが長続きします。
各種目のフォームや考え方は、40代からのスクワット完全ガイドやベンチプレス100kgを達成するためのロードマップでも詳しく書いていますので、あわせてどうぞ。


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